『スーパーヒーロー作戦』2-29「無限へのパスポート」の攻略です。
ペガッサシティ爆破の余波で地球は銀河連邦から見捨てられ、烈は宇宙刑事の資格を失う覚悟を決めます。
そして異次元空間に変わってしまった科学特捜隊基地で、新たな宇宙刑事シャリバンが加わります。
作品全体の概要は『スーパーヒーロー作戦』とは?をご覧ください。
- 前半の【2-27】【2-28】はムービーのみで操作はありません
- 科特隊基地はマップ移動がランダムになります。良いアイテムを拾えるかは運次第です
- 後半は3連戦。途中でセーブもアイテム使用もできません
- 宇宙刑事シャリバンが加入し、拠点がドルギランからグランドバースへ変わります
- アイテム7種とカード1枚を回収できます
【2-27】不思議界フーマ
ここはムービーのみで操作はありません。
舞台は異次元空間に浮かぶ不思議宮殿、不思議界フーマの本拠地です。

神官ポーが地球の状況を報告させます。
正面の金色の飾りの中央にある大きな顔が、この場の主です。

報告するのはハンターキラーです。
前話のペガッサシティ爆破は、そのままフーマの耳に入っていました。
これで銀河連邦政府が地球への干渉をやめる、というのが彼らの読みです。

ガイアセイバーズの結成も伝えられます。
そこにはキカイダーもいる、という報告です。
「我々に献上されるはずだった」という言い方から、ダークとフーマの関係が見えてきます。

サイコラーが苛立ちます。
フーマは地球征服計画に協力してやっているのに、ネロス帝国とダークは何をしているのか、という不満です。

これに神官ポーが答えます。
ネロス帝国とダークは適当にTDFの相手をしてくれればよく、目的が達成されればTDFもろとも滅ぼすつもりだと。
三つ巴だと思っているのは味方側のガイアセイバーズだけでした。

ここで大帝王クビライが口を開きます。
地球そのものには興味がないようです。

狙いは全次元の支配です。
銀河連邦警察から特別指名手配を受けている、不思議界の大帝王がここで初登場します。

そのために必要なのがウルトラマンの力の源です。
神官ポーは「ネロス帝国やETFが地球を危機に陥れる時、彼らは出現します」と続けます。
他の組織が地球を襲うほど、フーマにはウルトラマンを観測する機会が増えるという理屈です。
【2-28】見捨てられた地球圏
こちらもムービーのみです。
ペガッサシティを爆破した代償を、ガイアセイバーズが払うことになります。
コム長官との通信 ― 地球は封印される

ドルギランに銀河連邦警察のコム長官から通信が入ります。
ペガッサシティ爆破は向こうでも大問題になっており、地球人は狂暴な種族と見なされました。
地球圏はETFごと封印される、という決定が下されようとしています。

烈は「俺の体には地球人の血が流れています。」と切り出し、資格を失っても地球人として戦うと言い切ります。

強制送還の対象には、烈が助けた伊賀電と、コム長官がスカウトした沢村大も含まれていました。
そしてこの2人が、すでに宇宙刑事シャリバンとシャイダーとして訓練を終えていることが明かされます。
コム長官は権限を使い、地球へ戻る2人に宇宙刑事の装備一式を持たせると約束します。

新しい超次元戦闘母艦が用意できたのは、烈の父・ボイサーが自らの死と引き替えにホシノスペースカノンのシステムを託したからでした。
短いやりとりですが、ここには作り手の意図があります(→ 小ネタ)。

一方、バード星人のミミーとユーゼスには撤収命令が出ます。
ミミーは残りたいと訴えますが、父であるコム長官は許しません。
ここでミミーはドルギランを降ります。
ユーゼスの独房 ― 浄化の対象が変わる

烈は独房のユーゼス=ゴッツォに帰還命令を伝えに行きます。
転送装置まで用意し、この星から脱出できるようにと持ちかけます。

ユーゼスは断ります。
バード星へ帰っても同じ扱いを受けるだけだ、というのが理由です。
そして「まだ大気の浄化を諦めたわけではない」と続けます。

ここがこの節の核心です。
浄化するのは地球の大気だけではない、と彼は言います。
浄化の対象には地球人も含まれている——どうやら目的が入れ替わっている様子。

続けて挙げるのは「地球人の凶暴性、ウルトラマン、そしてデビルガンダム」です。
すべて汚名を返上するための素材として数えられています。
烈とイングラム ― 見捨てられた、ということ

何事もなかったように戻ってきた烈を、イングラムがすぐに見抜きます。
烈は内心で「前も思ったんだけど、勘がいいんだよなあ、こいつ」とぼやきます。

ミミーの不在を突かれ、烈は事情を話します。
事情を知って出たイングラムの言葉が「つまり、地球は見捨てられたというわけか…」。
この一言が、話のタイトル”見捨てられた地球圏”そのものです。

烈は地球に残るようです。
ユーゼスも帰還命令を拒否した、と付け加えます。

最後に、烈が警備隊員へ礼を言います。
さきほどの面会は、見張りに席を外してもらって作った時間だったと、ここで分かります。
異次元化した科特隊基地を進む
ここからが操作パートです。
科学特捜隊基地が異次元空間に変わってしまい、行き先を選べないマップを進むことになります。

前話のあとドルギランのメインルームに入ると、フジ隊員からの通信が途中で切れます。
調査のため、強制的に科学特捜隊基地へ向かうことになります。

屋上でドルギランを降りた時点で、すでに異変が起きています。
ドルギランに乗り直そうとしても自動的に戻され、異次元空間に巻き込まれていることが分かります。

ドルギランの左から基地の中に入れますが、着くのはドックではなく階段エリアです。
その後どこへ移動しようとしても、すべて同じ階段エリアに出ます。
どこでもよいので4回出入りすると、次のイベントが発生します。

この区間の1Fで、カード「この者爆弾犯人!」を拾えます。
前話で現物の名刺を見せられた、あの文面です。

こういう事件には烈が強いはずだ、という話になります。
ところが流星が「ミミーさんが帰ってしまってから元気がない」と心配し、烈が食ってかかります。
【2-28】の別れを、ここまで引きずっています。

そのまま蒸着し、ギャバンが先導役になります。

レーザースコープで見ると、この空間は秒単位で時空が変化していました。
一歩踏み外せば異次元へ飛ばされる状況を、ギャバンが潜り抜けさせてくれます。

作戦室でフジ隊員に合流します。
異次元化の原因は、探検家イエスタディが持ち込んだイン石でした。
ムラマツキャップ・アラシ・イデの3人は、それを破壊しに奥へ向かったままです。

作戦室を出た瞬間に戦闘が始まります。
異次元空間にいるぶん強化されていますが、そこまで手強くはありません。
ここでのギャバンの扱いは攻略ポイントにまとめました。
ここからマップ移動が完全にランダムになります。
歩き回って3人を見つけましょう。

イデ隊員は、イエスタディごとフーマの仕込みだったと見抜いています。
アラシ隊員も、基地内をフーマの戦闘員がうろついていると証言します。

ムラマツキャップから、脱出にはイン石の破壊が必要だと告げられます。
探索中に落ちているアイテムも回収しておきましょう。

B1Fの動力室には、この時点では強力なユシマ・ダイオードとキングナックルがあります。
ただしたどり着けるかどうかは運次第です(→ 攻略ポイント)。

3人を見つけたあと、さらに移動を続けると研究室にたどり着きます。
そこにいたのはサイコラーとDr.ポルターでした。
ギャバンは2人を、銀河連邦警察が滅ぼしたはずの宇宙犯罪組織マドーだと見抜きます。

サイコラーの正体は、マドーの支配者だった魔王サイコでした。
クビライの手で蘇らされ、Dr.ポルターもまた復活していたのです。

ギャバンがいなくなればガイアセイバーズは異次元空間から出られない、というのが彼の読みです。
ギャバンだけが幻夢界へ飛ばされます。
3連戦を抜けてシャリバンが加わる
ここから3連戦です。
最後まで一度もセーブできず、アイテムの使用や装備の変更もできません。

助けに入ったのは、烈が木曽谷で助けた伊賀電でした。
表向きは地球への強制送還処分ですが、宇宙刑事の訓練を終えて戻ってきています。
【2-28】でコム長官が話していたとおりです。

電はミミーからの伝言も預かっていました。
「全てが終わったら、必ずバード星へ帰ってきて欲しい」——烈は何も答えません。

研究室に戻ると、サイコラーが目的を明かします。
科特隊基地を襲ったのはウルトラマンのデータを手に入れるためでした。
【2-27】で神官ポーが語っていた狙いと、そのままつながります。

ところが、データはすでにありませんでした。
かなり前に消去され、何者かによって持ち去られていたのです。
「我々と同じ考えを持つものが他にもいるようだな」と、サイコラー自身が言い残します。

ダンは、これを裏づけと受け取ります。
ETFのメトロン星人が言ったとおり、ウルトラ族がいること自体が新しい敵を呼び込んでいる——という自覚です。

このまま帰るわけにはいかない、とサイコラーが強化ダブラーを呼びます。
その言葉に反応したのがジローでした。
光明寺博士はフーマに捕らわれている——キカイダー側の話がここで進展します。

ここで、幻夢界から宇宙刑事たちが帰還。
さらに現れたバッファローダブラーは、かつて電に重傷を負わせた相手でした。
電にとっては借りを返す戦いです。

ここからは4人で戦えます。
ギャバンとシャリバンが確定参加で、残り2人はパーティの先頭2人です。

戦いが終わり、話はウルトラマンのデータへ戻ります。
フーマ以外でそれを必要とする者は誰か——一同の視線が烈に集まり、烈が否定します。
そして行き着いたのがユーゼス=ゴッツォでした。
【2-28】の独房の場面が、伏線としてここで回収されます。

電はガイアセイバーズに加わり、超次元戦闘母艦グランドバースを持ってきます。
ボイサーが命をかけて守り抜いたホシノスペースカノンシステムを積んだ艦です。
ここからがガイアセイバーズの新しい拠点になります。
攻略ポイント
階段横で忘れずセーブを!
不思議な科特隊基地では強敵が多いうえ、3連戦もあるなど苦戦しがちです。
ドルギランから降りてすぐの階段横にセーブポイントがあります。

3連戦に入るとセーブできなくなります。
ここで必ずセーブしておきましょう。
サーベルダブラー戦はギャバンを温存
異次元空間にいるためサーベルダブラーとミラクラーは強化されていますが、それでもそこまで強くはありません。
今後の展開を考えると、ギャバンはTPを温存しておき、できればOTPも溜めておきたいところです。
主人公のバルカンなどを中心に、ギャバン以外のメンバーで全体攻撃を仕掛けましょう。
良いアイテムを拾えるかは運次第
異次元空間に巻き込まれた科特隊基地は、作戦室まではギャバンの力でどうにか狙ったところに行けます。
しかし作戦室の後は完全ランダムになります。

基地内には良いアイテムも落ちていますが、マップ移動がランダムのため、良アイテムを拾えるかは運次第です。
特に「ユシマ・ダイオード」「キングナックル」はリセットするほどではないものの、良いアイテムなので拾っておきたいところです。
3連戦はギャバンの装備を揃えよう
サイコラーとDr.ポルターを発見すると、ユーフォービースト、バッファローダブラー、ブルトンと3連戦になります。
途中でアイテム使用(回復や装備)ができないため、ムラマツ、イデ、アラシを探し終えた時点で、しっかり装備を整えておきましょう。
特にこの戦いはギャバンが中心になるので、ギャバンの装備をメインに整えておきましょう。
ユーフォービーストは混乱に注意
ユーフォービーストは混乱攻撃を持っています。
1戦目はギャバンとシャリバンの2人で戦うことになるため、片方が混乱して味方を攻撃するとかなり苦しくなります。
しかも本人が「俺の力は異次元空間の中で数倍に増幅される」と言うとおり、ここでは地力も上がっています。
シャリバンは事前に装備ができないため、攻撃・防御・混乱耐性などを上げられません。
ギャバンを強化しておき、シャリバンは回復役に回すのがおすすめです。
ブルトンの縮小攻撃に注意
ブルトンは縮小攻撃を持っているので注意しましょう。
縮小中はSTRとAGLが20%ダウンしてしまい、大幅な戦力ダウンにつながります。

3連戦の最後なので、ここまでに回復手段を使い切っていると押し切られます。
アイテム・カード
| アイテム | 入手場所 |
|---|---|
| 子供たちの声援×3 | 科特隊基地 |
| テラチャージ | 科特隊基地 |
| ユシマ・ダイオード | 科特隊基地(B1F、動力室) |
| キングナックル | 科特隊基地(B1F、動力室) |
| ソウルチャージ×5 | 科特隊基地 |
| ミニウルトラベル×3 | 科特隊基地 |
| ショックアブソーバー×2 | 科特隊基地(イデのいる部屋) |
ユシマ・ダイオードは『ウルトラセブン』第5話でユシマ博士が発明したアイテムで、超遠距離レーダーの性能が4倍に上がるというものです。
| カード | 入手場所 |
|---|---|
| この者爆弾犯人 | 科特隊基地1F |
この話で戦う敵
- サーベルダブラー+ミラクラー×3(作戦室を出た直後)
- ユーフォービースト+ミラクラー×3(3連戦①・幻夢界。混乱攻撃に注意)
- バッファローダブラー+ミラクラー×2(3連戦②)
- ブルトン+ミラクラー×2(3連戦③。縮小攻撃に注意)
小ネタ(原作メモ)
原作の再現
不思議宮殿で赤い目を光らせている大きな顔は、背景の飾りではありません。
あれが大帝王クビライ本人です。
原作でも壁から顔だけを覗かせる怪物として描かれており、その姿がそのまま再現されています。
全次元の支配を狙う親玉が、玉座にも座らずこの登場のしかたです。
サイコラーは、宇宙犯罪組織マドーの支配者だった魔王サイコです。
ギャバンが最後に倒した相手が、クビライの手で蘇らされてフーマの一員になっている、という設定になっています。
Dr.ポルターも同じく復活組です。
ギャバンにとっては、片づけたはずの相手が2人まとめて戻ってきたことになります。
『宇宙刑事ギャバン』の最終回「ドンホラーの首」では、苦戦するギャバンのもとに新しい宇宙刑事シャリバンが加勢に現れます。
この回で起きていることは、まさにその再現です。
アニメでは前例のある引き継ぎ方ですが、実写作品でこの形をとるのは珍しいとされています。
ゲームでは幻夢界に飛ばされたギャバンを、シャリバンが助けに来る形になりました。
3連戦の1体目は、表記が2通りある怪人です。
本作の画面に出る名前は「ユーフォービースト」で、当時の攻略本2冊も同じ表記でした。

いっぽう原作『宇宙刑事シャリバン』では、画面のキャプションに「魔怪獣 ユーホービースト」と出ます。
後年の書籍やゲームでは「ユーフォー」表記のほうが多く、本作もそちらに合わせた形です。
制作の裏話
コム長官が語るボイサーとホシノスペースカノンの一節には、作り手の意図があります。
本作は宇宙刑事のエピソードを丸ごとオミットしており、烈の父ボイサーが拷問を受けて死ぬ話も入れられませんでした。
本作のプロデューサーである寺田貴信は、それを「完全に無かったことにするのは寂しい」として、セリフの中にホシノスペースカノンのことを入れたと語っています。
フーマの本拠地・不思議宮殿は異次元空間を漂っており、両端には戦闘用の母艦が取り付けられています。
そして忘れてならないのが「不思議ソング」です。
原作では人間の心を崩壊させる力があるとされていましたが、実際にはどこか滑稽で、人間の心を笑いで満たしてくれるものでした。
物語の仕掛け
サイコラーが「ネロス帝国とダークはいったい何をしておるのだ!」と苛立つのに対し、神官ポーは「彼らは適当にTDFの相手をしてくれれば良いのです。」と応じます。
目的が達成されればTDFもろとも滅ぼす、とまで言っています。
ガイアセイバーズ側は3つの敵組織を相手にしているつもりですが、フーマは最初から2つを使い捨てるつもりでいます。
独房のユーゼスは、はじめ「まだ大気の浄化を諦めたわけではない」と言います。
ところが続けて「浄化の対象には地球人も含まれているのだ…」と明かします。
大気の浄化から、地球人の浄化へ。
そして「地球人の凶暴性、ウルトラマン、そしてデビルガンダム」を汚名を返上するための素材と呼びます。
ムービーだけで進むので見落としがちですが、この先の展開はここから始まります。
ユーゼスとの会話が終わったあと、烈は警備隊員に「それから、席外してもらってありがとうな!」と声をかけます。
返ってくるのは「今回だけですからね! 見つかったら大目玉食らうんだから…」です。
転送装置まで持ち込んだあの面会は、見張りに無理を頼んで作った時間でした。






